息子と愛機です。
コンペ仕様?
公道を使わず、こんな所へ行けます。


実は、このTLR 1号、翌日ハーフマラソン大会をひかえた小僧に、「上位3位に入れば、オートバイを買ってやる。」と、酒のいきおいで言ってしまいました。結果、ご覧のとおりです。



こんなRスプロケットが
付いてました
F.11T R50T 36T
街乗りの時には、ハイギヤードにするんでしょうね。
リアダンパーは、L.R.ともにN.G.です。
新品は高いし、O/Hするのも今イチ。で、考えたのは、フリクションダンパー。
バンプストップラバーをタテに5mm程CUTして、シリンダー側に固定して、タイラップなどで締め上げてみたらどうかな?
締め方によって特性が変わるなんてとってもアナログで有機的だと思いません?
少しぼけてるけど、チェンジレバーはこんなアルミのが付いてました。
リンケージは気に入らないので、とってしまいました。

O/H後の1号キャブ
1号でもっとも苦労したのが、この気化器。
引き取りに行った時から、気になってたのですが、オーバーフローが止まりません。
フロート室を軽くたたいても、変化なし。
おそらくフロート本体のひっかかりか、フロートバルブだろうと思い、何はともあれ、キャブをはずしましょう。
その前にガソリンを抜こうと、ドレンを回しても、あれ?にじんでこない。
はずしても出てこない?
フュエルコックをONにすると、オーバーフローはしてきます。ハイハイ、なるほどね。
中を見るのがとっても楽しみ。こわいもの見たさです。

失敗こいた左フロート
キャブをはずして、中身を見ると、まずまずの美しさ。
が、問題のフロートは!!
何と、チャプチャプいってます。
良く見ると、小さな穴があいてて、そこからは細かな無数のヒビが四方に走ってます。
ダメじゃん・・・。
すると、20才の私が現れて、直し方を思い出させてくれました。
ここまで読んでくれた方なら分かりますよね。
ペーパーとハンダとペーストを用意して、いざ勝負!!
結果は、20才の頃だったら、きっと直せたはず。
今は、老眼とアル中?のため、あえなく失敗。
何度やっても、バケツにつけて、軽くおさえるだけで、プクプク、アワが出てきます。

ATC-70の改造後、
フロート、フロートバルブ
もちゃんと動作します
あたり前ですね
有りもので直すのがモットーな私は、「宝物入れNo.4」に、それが入っているのを思い出しました。
取りい出したるは、左の写真。
改造後ですが、こいつをハンダゴテや、ニッパー、ラジオペンチなどで切って、伸ばして、曲げて、穴を拡げて、油面は、こんなとこかな、てな感じで作っちゃいました。
この過程が大好きなんです。
そして、ドレーンも掃除して、OK。
調子は良かったけど、後日、訳あって、フロートセット、ジェット類、パッキンは、すべて新品に交換しました。
全然、変化なしでした。

Fサスのバルブ
TLRで驚いたのが、この空気入れ!!
「すげーな」と思いました。
エアーダンパーかと思いました。いや、ほんと。
ここのところ、お世話になっている、お店の親分に、どれ位のエア圧にすれば良いのか聞いたら、ぶったまげてました。
いいじゃんねぇ。知らないんだから。
誰だって、こんな所にこんなの付いてたら、空気入れたくなっちゃうでしょ。

いじった後は、TEST RUN。
テストコースは、ウラ山、通称「ブタ山テストコース」。
何故、「ブタ山」なの?
昔、ここでブタを飼ってたらしいけど、ある日イノシシが出没。
しばらくして生まれたブタは、すべて、「イノブタ」。
商品にならないため、全部殺して、埋めちゃったらしい。
今でも、ブタ小屋跡は、残っている。
ちゃんとお祓いは、してもらったそうな。
ここは、四駆のリーフを変えた時などでも、テストに使ってます。
高低差 約30m、幅員 約2mほどの道が、全長700mほど走ってます。
プライベートコースです。

テストライダーは、トシ西山か!!(ちがうって)
このE/Gの回し方は、フジガスか!!(ええかげんにせい!!)
冗談はさておき、もてぎを彷彿させるステージである。
                             どこがやねん。

ちょっとしたセクションで練習中、5回ずつトライして、小僧メは、クリーン出しました。
親分さんは、あきまへん。
リアサスが悪いのか、エア圧が高いのか?

小僧 「ギアは?」
私   「2速に決まってるやんけ」
小僧 「ふーん、お父さんの言うとおりやったら、クリーンやのに、何
     で行けへんの?」
私   「あほ、阪神の星野といっしょや。タイガース、強いやろ。せや
     けど、星野に3割打てるか?150kmで投げられるか?それ
     とおんなじや。」
小僧 「そんなら、イチローもか?」
私   「そうや。イチローも、星飛遊馬も、お父ちゃんがえらいん
     や。」
小僧 「じゃあ、新庄は?」
私   「・・・・・・そんなん 知らんわ、ボケ・・・」

注 : 文中で息子は、関西弁ですが、実際は、ド三河弁しかしゃべれ
   ません。
   お父ちゃんは、関西弁と三河弁が正しく使えるバイリンガルで
   す。
   やっぱ、父ちゃん、えらーい。